みんなが気になるタイの現地採用のお財布事情

海外希望者が気になるのは、現地採用としてどんな生活が現地で送れるのか?家賃はいくら?貯金はできる?本日は、タイの現地採用のお財布事情を紹介します。

本日は、海外就職を目指している読者みんなが気になる海外就職のお財布事情を紹介させて頂きます。第一弾は、タイランド。タイと言えば、親日国、そして日系企業が数千社もあり、日本人にとって海外就職先として人気の高い国です。本日は、タイで現地採用として働く人の生活費を紹介します。

タイの現地採用の平均給料

タイで日本人が現地採用として働く場合、一般的に5,6万バーツスタートと言われています。現在のレートで日本円に直すと18円〜22万ぐらいです。(2015年2月現在:1バーツ3.6円での計算)

一般的に5万、6万バーツスタートが一般的ですが、もちろん業種や役職によって大きく給料が異なります。

主に日本語教師やコールセンター等のお仕事で2万、3万バーツから、そして現地採用といっても現地の責任者として働く人で15万バーツ以上給料を得ている人もいます。

タイ現地採用業種別平均給料

実際に調査をしたわけではなく個人的に求人を見たり、友人から聞く限りの情報なのであくまでも参考までに。

職種 平均給料
日本語教師 2万〜3万バーツ
コールセンター 3万〜5万バーツ
旅行代理店 4万〜6万バーツ
日系企業営業 6万バーツ〜8万バーツ
日系企業工場管理 6万〜15万バーツ
外資系企業営業 8万〜15万バーツ

大雑把にこんな感じが一般的だと思います。日本語教師は、現地の生徒向けに授業を行うので全体的にかなり給料は低いです。また、その他には、コールセンターは、日本語のみで業務が行えるため、入社の敷居が低い分、給料が平均より安いです。

また、日系企業は、6万バーツスタートが大半で、もしタイでの同業種の経験などがあり、語学も業務上心配がない場合には、8万バーツ〜となり、さらに元駐在などで日本とのつながりや業界などへの人脈があり、即戦力として勤務される場合、15万バーツ以上から始める人もいます。

全体としては、5万バーツから15万バーツの間で給料を貰っている人がタイで現地採用として働いている人の90%以上を占めるのではないかと思います。

タイでの住居と交通費

バンコクと地方では、家賃が大きく変わります。通常、バンコクの現地採用は、住居補助等は一切ありません。家賃は、給料から自分で捻出します。

多くの現地採用の人が1万〜2万バーツ前後の所に住んでいます。1万バーツ以上の所であれば、ある程度、BTSやMRT駅から徒歩圏内の一般的なアパートを借りることができます。また1万5千バーツ以上出せば、キッチン付き、プール・フィットネス付きのコンドミニアムが借りれます。

また、一般的に公共の乗り物で不便なく通える範囲にある会社は、交通費は一切でません。通勤は、給料から完全自腹になります。

もし電車1本で通える場合には、片道30バーツ前後なので1日往復60バーツ。ただ帰りに寄り道などをして途中下車した場合には、定期のような制度はないので、また別途そこかららの交通費が発生します。

夜、飲みに行った後は、タクシーで帰宅する人も多いので、1ヶ月の交通費は、だいたい1000から多くても2000バーツ程度の人が多いとお思います。(タクシーに乗る頻度によります。)

1. 食費
タイ料理がどんなに大好きといっても7日間、3食すべてタイ料理という日本人はあまりいないと思います。やっぱり日本人同士で出かけたり、週末ショッピングモールにいくなどした場合には、日本食や洋食などを食べると思います。

以外に食事代は、高く例えば日本では、お手頃価格が売りの大戸屋でもタイでは、税金を含めると300バーツ程度(1000円)はします。また他のレストランも最近では、1品200バーツ以上が当たり前のようになりつつ有ります。

普段の生活はフードコートや屋台で簡単に済ませることができてもなかなかそれは続かないので、健康や衛生面を考えても食費は月に1万から3万バーツぐらいはかかるような気がします。

1. その他、交際費・通信費など
本当に人によって様々ですが、マッサージや買い物、近場への1泊旅行から近隣諸国への旅行、またゴルフをする人や夜遊びが好きな人は最もかかるかもです。色々誘惑が多いタイなので人それぞ本当に交際費は異なる気がします。

また通信費は、日本のようなパケ放題で1000バーツ以下です。また自宅でのWiFIは直接引いても600バーツ程度と格安です。

タイ現地採用のお財布事情まとめ

これらをまとめると、タイ現地採用の平均的なお給料と支出は、こんな感じです。

    現地採用としてのお給料:60,000バーツ
    税金:5,000バーツ
    ーーーーーーーーーーーーーー
    手取り:55,000バーツ

    家賃:10,000バーツ
    光熱費:2,000バーツ
    交通費:2,000バーツ
    食費:20,000バーツ
    その他(休日の娯楽・衣服):10,000バーツ
    通信費:1,000バーツ
    ーーーーーーーーーーーーーー
    合計:45,000

仕事帰りのアフター5や週末をどのように過ごすかで大きく変わってきますが、
単純な生活をするのであれば、残金10,000バーツの貯金も可能です。

一般的に書きましたが、それぞれのライフスタイルに応じて大きく変わりますし、またタイで働き始めた当初は、タイ料理も貧乏生活もすべてが楽しいと思えても、年数が重なる事に、日本食の回数が多くなったり、バスタブやキッチンがある部屋に引っ越ししたくなったりと、嗜好が変わってくるため、生活費も増えてくると思います。

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