前回、簡単なシンガポール就職の流れを書きましたが、今度は内定後の労働ビザ(Employment Pass(エンプロイメント・パス:EP))について紹介します。
海外で外国人が働くためには、必ず働くためのビザや労働許可書が必要です。もちろん、日本人がシンガポールで働くためにも、通常エンプロイメント・パス(EP)が必要です。
この就労ビザ(エンプロイメント・パス:EP)は、内定後、会社が申請します。そして待つこと数週間、このワークパーミットが下りて晴れてシンガポール就職決定となります。
シンガポールの労働ビザ(Employment Pass(エンプロイメント・パス:EP))ですが、シンガポールのワークビザは他国に比べて簡単と言われており、確かにそうですが、誰もが申請すれば許可が下りるわけではありません。
エンプロイメント・パス:EPにもいくつか種類がありますが、まず、一番大事なのは、学歴です。
シンガポールは、日本以上の学歴社会です。大卒が最低条件です。そしてこれから働こうとしている分野での関連した職歴。これから働く予定の会社での給料。
これらが審査の対象です。もちろん、例外もあります。短大卒でも申請できるSパスや、高卒でも特殊な資格・技術を盛っていたり、職種によっては、新卒でも労働ビザがおりるケースがあります。
シンガポールの労働省では、Employment Pass Self-Assessment Tool(MOMによるEP取得可能性の判定ツール) というのがあります。
とっても便利な診断ツールで、自分で学歴や職歴、職種、給料を入力すると就労ビザ取得の可能性を診断してくれます。
◆ Employment Pass Self-Assessment Tool
シンガポールの会社に内定をもらっても、エンプロイメント・パス:EPが下りなければもともこうもないので試しに診断してみると良いと思います。
ここでもやはりシンガポールは学歴が大事と言うことがわかります。日本を選択すると、大学の一覧がでてきます。ここに載っている大学を選択して先に進むとシンガポールでのビザが取得の可能性が高いと判定がでます。
しかし、ここにないその他の大学を卒業と選ぶと、その他の職歴や業種が同じでもビザは下りない可能性があると診断結果がでます。
確かではありませんが、シンガポールで労働許可証を申請する際には、日本の卒業した大学までが審査の対象になります。(汗)
海外に行く前に無料で英語を勉強しましょう。
海外に行ってからでは遅いです。