前回に続き、タイ、バンコクでの生活費のお話です。
バンコクで日本人として生活するには、それなりにお金がかかるというのを前回紹介しました。
今回は、そのほかにも、タイに実際移住するとなるとかかるであろう、生活費について紹介したいと思います。
たとえば、タイに着たばかりの人に「タイにはどれぐらいいる予定ですか?」と質問すると、「永住予定です。」と答える人が多いです。
実際にタイは、物価が安いし、住みやすいことは確かなので、永住したいという気持ちはわかりますが、
本気で永住を考えると、これまた話は変わってきます。
たとえば、タイに永住して、いずれ、現地で結婚、もしくは、すでに結婚されていて、子供ができるとします。
子供は、少なからず自分と同じ、日本の血を引いていることになります。
そしたら、やっぱりタイに一生住むといっても、子供は、日本語を話したり、読み書きぐらいできないと、と思うのも当然だと思います。
また、自分の子供は、純粋なタイ人ではないので、日本人学校に入れないまでも、地元の公立学校ではなく、インターナショナルスクールに子供を通わせて、国際色豊かに育ってもらいとかも知れません。
しかし、駐在員は、別ですが、現地採用の場合には、一般的に家族手当や扶養手当、子供の学費補助は、一切ありません。
タイは、物価が安い。そう思われていますが、タイのインターナショナルスクールの学費が実際いくらするかというと、、、
バンコクで有名なインターナショナルスクールの一つ、
International School Bangkokの場合、
幼稚園:年間 394,000バーツ
小学校:年間 605,000バーツ
中学校:年間 681,000バーツ
高校 :年間 714,000バーツ
つまり、幼稚園の学費で年間120万円です。
高校の学費は、240万円!
さらに入学金は、20万バーツ(60万円)。交通費(スクールバス)も距離によってですが、年間18万円から遠くになると30万円近くかかります。
そうです。タイのインターは、インターによって学費は大きくことなりますが、日本の大学以上の学費がかかります。
タイで働く日本人の月収が5万バーツからですので、普通に考えて、普通の現地採用のお給料では、インターナショナルスクールに、通わせるのは難しいです。
タイの現地採用の給料は、5万バーツ(15万円)からと言われていますが、5万バーツで一人で暮らしていくことはできますが、歳をとるにつれて自然にその5万バーツが10万バーツに増えるわけでもない、現地採用。
そして、現地採用で働いている人は、家庭ができても、子供ができても、手当てがあるわけではないので、家族が増えても給料は、増えません。
タイ現地採用と一言でいっても、格差は大きいですが、現地採用で家庭をもって生活していくのは、物価が安いタイでも想像以上に大変なことだと思う今日この頃です。。。
☆★海外に行く前に海外傷害保険付き
楽天カード
の加入をお忘れ無く!
↑ タイ就職ブログNO.1のタオさんもやっている無料英語レッスン。オススメです。