前回、海外で働くために最低限身に着けおきたいスキルは、言語コミュニケーション能力(英語または現地の言葉)、ITとファイナンス(数字)とご紹介しました。
前回の記事: 海外就職に役立つ3つのコミュニケーション能力
本日は、タイの日系企業で働く際に求められる3種の神器(3つのスキル)を独断と偏見でご紹介したいと思います。
タイ就職で求められる3つの能力
■ ゴルフ
日系企業の営業職と働く場合、ゴルフは、必須のスキルだと思います。客とのコンペなどは、各企業の駐在員間のみで行われることが多いようですが、社内の上司の練習のお供やコンペなどへ向けての事前の練習へのお供など現地採用でもタイで働く場合には、求められることが多い必須スキルです。
■ カラオケ
接待文化が未だに存在するタイの日系企業では、カラオケも必須スキルです。また、ただ自分の好きな歌を歌うのではなく、TPOに応じて参加者の年齢層などを考え、曲が選択できること、また本人が歌ってなくても客が歌っている間に場を盛り上げるなどのスキルも求められます。
■ 体調管理
タイ日系企業の営業職として働く場合、先日のタイの洪水のニュースですでにご存知の方も多いと思いますが、タイには工業団地がいくつも点在しています。この工業団地を回り営業活動をすることが多いので、移動距離も長く、また朝が早いのも特徴です。そのため、腹を調子を整える、体調を整えることが大事です。
また、上記のように平日の夕食会、カラオケ接待などでの飲酒や祝日のゴルフなど通常の業務時間内も拘束されることも多いため、体力をつけていることが大事な要素です。
以上、タイの日系企業で働くために身につけておいた方が良い3つのスキルでした。
かなり独断と偏見で書きましたが、日本に本社があるような名の知れた日系企業のタイ現地採用として働く場合、特にセールス職では、ほとんどの場合、上記のいずれかのスキル、またはすべてが求められています。面接で予めこれらのスキルを聞かれることもあります。
タイでは、ゴルフ、カラオケ、飲酒は、日系企業で働くためのスキルといっても嘘ではないと思います。
※ 独断の偏見なので、企業により求められるスキルは異なります。