海外で生活していると日本がどれだけ不況か実感がありませんが、日本は、相当不況のようです。特に経験が少ない若者や新卒の人は、就職先や転職先が見つからず、苦労していると聞いています。
一方、タイは、どうかというと、リーマンショック前に比べると、まだまだ求人の件数は少ないですが、一部の業種では、回復、もしくは、相変わらず、求人が定期的に行われているといえます。
先日、テレビの取材依頼がありました。その内容は、
「タイで働く日本人若者」
内容は、不況で日本では仕事が見つからず、タイのコールセンターなどで働く日本人や他にタイで働いている日本人の動向などを紹介するものでした。
色々と事前調査をしてみると、日本では、今、日本社会を飛び出し、タイや海外で働く若者がクローズアップされているようです。
【昨年の朝日新聞の記事から抜粋】
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就職難の日本を離れ、タイで働く若者が増えている。「日本は一生懸命働いても報われない国だった」
カオサン地区にたまに遊びに来る川崎大介さん(仮名 37)は、そう話す。
バンコクにある日本企業のコールセンターで働く、タイ語は不要、日本語のみ、日本人50人が働いている。
時給200バーツ、月収手取り3万バーツ(手当て込み)、会社の紹介で25平米のマンション、駅近く、エアコンや家具付で家賃7800バーツ、食費は安い、町の屋台や安食堂で焼き豚飯は1皿20バーツ、1日100バーツで済む。
だが、今年3月、日系コールセンターを辞めた、1年で時給3バーツしか上がらなかったから、現在求職中。
日本に居た時は、やはりコールセンター勤務、時給1000円で手取り15万円、アパートの家賃78000円や携帯代を引くと毎月給料日の10日前には所持金が底をつく状態だった。
日本の不景気は、タイのコールセンターには追い風だ。
コスト削減を図る日本企業の間で、日本国内から人件費が安いタイにコールセンター機能を
移す動きが目立つ。その受け皿となるとは、低賃金でも仕事を求めてタイに渡ってくる日本人の若者たちだ。
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現在、タイの日系コールセンターでは、100人以上の日本人が働いているそうです。この記事の方がタイのコールセンターを1年でやめたように、決して、日本に将来がないからといって、タイのコールセンターに将来があるわけではないですが、日本で必死に働いて生活が苦しくストレスを抱えるよりは、給料が安くてもタイで暮らし始めて、もう少し心にゆとりを持って、次のことを考えるという人生の選択も悪くないと思います。
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