前回、2回に渡り、自分を含むタイで働く日本人の傾向について紹介しました。たくさんのコメントありがとうございました。色々と参考になりました。
今回は、その逆にタイで働く凄い現地採用を紹介します。
タイで働く日本人 [バンコクで働く人々]
タイで働く日本人 [バンコクで働く人々その2]
ずばり、自分が思うタイで働き、成功している日本人とは、日本で働くよりタイで働く方が給料を得ている人です。
タイの物価は、日本の5分1から3分1程度です。でも実際に日本人としてタイで生活するには、それなりにかかるので、タイで働く日本人の給料は、平均的に5万バーツから6万バーツ程度と言われています。日本円にすると、15万円から18万円程度です。
タイの物価は、日本より安いですが、給料もその分、日本より安いです。
しかし、たとえ、現地採用の日本人でも成功している人は、日本で働く以上の給料を得ている人がいます。
知り合いにもそれらしき人は、います。
そういう人に実際あって、話をすると、業種も異なり、働く会社も異なりますが、どことなく共通点が見えてきます。
タイで成功している現地採用日本人の特徴:
1.自分(自己)のことをよく知っている。
自分の強みと弱みを理解されている方が多く、また、とても謙虚で気さくな方が多い。
タイで能力を発揮されているので、きっと日本に居てもそれなりに成功する人だと思いますが、一様にタイ(海外)で働いているからこそ、評価されたのであって、日本に戻ったら、ただのサラリーマンで給料も年功序列で定年まで働いていたと思うと本人は言います。
また、気さくで気が利く方が多いような気がします。例えば、自分の方が年下なのに、食事の席を用意してくれたり、食べ物を取り皿に分けてくれたり、ビールがなくなれば、すぐに注いでくれたりします。
2. 技術職だけど営業もできる。
やはり、成功している方は、特別な技術を持っています。通常、技術職の人は、職人肌の人が多く、技術に専念して製品を売るのは、営業の仕事と完全に分かれていますが、タイで成功している方は、技術、(製品)を作る、開発すること以外にも、その製品を売ったり、市場にアピールしたりと、新たな取引を開拓したり、自ら営業やマーケティングもしています。
3. 日本で名の通った企業での就業経験がある。
日本に居たら、ただのサラリーマンだったと言っていますが、よく聞くと日本では、それなりにその業界で名の通った会社で働いていたという人が多いです。もちろん、その名の通った日本の会社では、ただのサラリーマンだったのかも知れませんが、そこで学んだ技術、そして、その会社で働いていたという知名度は、実はタイ(海外)で働く上で大いに役立っていると言っています。
4. タイで働いている会社は、日系企業ではなく、タイのローカル企業もしくは、非日系企業。
タイで現地採用で働いているにもかかわらず成功している人、つまりそれなりに高給を得ている人は、日本の企業ではなく、タイの企業もしくは、タイ、日本以外の欧米企業だったら、他のアジア諸国の企業で働いています。
これは、日系企業で働いて評価された場合には、駐在採用に切り替わることが多いので、自然と日系企業で現地採用なのに高給取りという人がいなくなるのかもしれませんが、タイでローカル採用なのに成功している人は、皆、日系企業以外で日本人ではないオーナー、社長の下、働いています。
紹介した1~4までをまとめると、日本以外の企業で日本人として、日本の名の知れた会社で得た技術を持で、自ら商品を開発を行い、自らその製品を日本市場ないし、海外市場に広めることが出来る人。となります。
自ら明らかに仕事を取ってきて売り上げを作っているので、もちろん、給料も業績に応じてそれなりに得ています。それが、タイの現地採用の成功者と言われる人だと思います。
どうでしょうか。またまた自分の一個人の意見を書いてみましたが、周りの海外で成功している日本人をたどってみると、1から4のどれかに少なからず、当てはまるのではないでしょうか。
一方、今の自分、1~4のどれにも当てはまりません。誰に対しても気なんて利きませんし、技術もなければ、営業も苦手。今働いているのは、日本以上のコテコテ日系企業。自分にとって成功への道は、果てしなく遠いのでした。。。
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