数ヶ月前まで政治が不安定だったタイ。
黄色組みのデモ隊が空港閉鎖をしてみたり、赤組が主要道路を閉鎖したりと、世界中の観光客に、完全なマイナスイメージを植えつけたタイ。やっと落ち着きを取り戻したかと思ったら、現在、タイでは、新型インフルエンザ大流行中です。
地下鉄に乗っていても3割ぐらいの人はマスクをしてます。デパートでは、殺菌スプレーが入り口においてあったりで、かなり警戒しています。
タイの観光業は、デモ後の回復の見込みはなく、大きなダメージを今も受け続けています。
さらに、人材派遣会社のサイトやメルマガなどをチェックすると、「タイの経済も徐々に回復」と必要以上にアピールをしている会社もありますが、実際どうなんでしょうか。。。
自分から見ると、現在の所、回復している様子は一切感じ取れません。
去年の今の時期に比べるとタイの日本人向け求人は、半分程度もしくは、それ以下だと思います。
欠員補充のための採用はあっても、業務拡大のための新規求人は、ほとんどありません。
また、不況のため、欠員もあまり多くありません。
そして、またデモも復活しました。
今回は、政治関係のデモではなく、不当解雇を訴えるデモ行進です。
女性下着大手トリンプ・インターナショナルのタイ工場から解雇を言い渡された従業員数百人が24日、バンコク都心のショッピングセンター、セントラルワールド前の車道をデモ行進し、トリンプの本社があるスイスの在タイ大使館に同社に公正な対応を求める陳情書を提出した。
トリンプは6月末、タイの従業員の37%に当たる1930人を8月末で解雇すると発表していた。
タイ サムットプラカーン県にある、Safe-T-Cut社の工員400人以上が
最終的な給料や退職金がなしに不当解雇されたことを訴え
労働省の前でデモ行進を行いました。
そして、このまま新型インフルエンザが続けば、さらにGDPが下落する可能性もあるでしょう。
海外就職を希望する人、海外で転職を希望する人にとっては、ますます厳しい状況になると思います。
かといって、海外就職を諦めるのではなく、不況の今こそ、じっくりこれから必要になるスキルを見つけ、ゆっくりチャンスを待つのが得策だと思います。
不況の時こそ、じっくりスキルアップ。
無料で英語の練習できちゃいます。