ここタイでは、遂にソンクラーン休暇がスタートしました。
自分の会社は、コテコテの日系企業なので休日は、日本のカレンダー通りです。なので、会社は、休日ではありませんが、しかし、タイ人にとっては、一年を通じて最も大きなイベント、それがソンクラーンです。
ソンクラーンは、タイの新年ですが、ソンクラーン祭り(通称、水掛けまつりが行われます。)ルールは至ってシンプルで、とにかく道行く人に水を掛け、新年を祝います。
タイでのソンクラーンは、これで3回目です。
今、思えば、初めてタイ、プーケットで就職したのが、4年前。
初めて訪れたプーケット。
街は、何もなく、会社は、道も舗装されていないようなデコボコ道の中にある一軒家。
周辺には、水牛がいて、海と山々に囲まれたジャングル。
当時は、降水量が少なく、島全体が水不足。
朝起きると、水道から水がでなく、シャワーも浴びれなかったりで、、、
街は、津波の直後のため、観光客もいなく、悲しいムードに包まれていたプーケット。
入社した会社も、自分が研修は始めた部署には、日本人は一人もいなく、タイ人の英語もあまり理解できなく、かと言って、ネイティブのイギリス人上司の言っていることもよくわからなく、、、
プーケットに来て1ヶ月。
自分の描いていた海外就職は、こんなハズではなかった。
もう日本に帰ろうかな。。。
って思っていたときでした。
ソンクラーンがやって来ました。
会社のピックアップトラックの荷台にのって、水を掛けまくっていたら、、、
見知らぬ人通し、ただ、ただ、水を掛けあって、こんなに笑顔で幸せを感じられるのなら、この何もないプーケットで、
もうちょっと、この人達と一緒に頑張ってみようかなって、
思った日の事を覚えてます。

プーケットの会社近くにて
自分にないものを探すより、自分にある物を探す方が、人間幸せになれるのかもしれないって最近思います。