前回、紹介した、海外の日系企業の実態。
日本人と言っても色々な日本人がいるのと一緒で、日系企業と言っても、会社によっては、タイに根付いたタイ人だらけの日系企業や、欧米風の自由な社風の日系企業もあると思います。
自分の会社は、どんな日系企業かというと、一言で言うと、50年前の日系企業。
営業職でもなく、来客も一切こない仕事ですが、ネクタイ着用必須。
仕事中は、ネクタイをして仕事をしている気になろう?という時代錯誤なアイディアです。
そして、次に入社して驚いたのは、
「タイムカードの押し忘れは、その月の残業代なし。」
自分の会社は、海外の会社では珍しく、残業代がでます。多くの企業では、残業代がでなません。(海外で働く日本人は多くの場合、管理職となるため、残業代が込みと考える会社が多いです)
なので、残業代が出るだけいいじゃん。と思われ勝ちですが、自分の会社は、残業=仕事頑張ってる。エライ!?みたいなこれまた時代錯誤な社風。
とある日、社員全員に通達が来ました。
「タイムカードを押し忘れた場合には、当月の残業代は一切でません。」
100歩譲ってタイムカードを押し忘れたら、その日の残業代はでません。なら、まだわかりますが、なぜかその月の残業代は、でないことに。
会社は、タイムカードがないと管理できないほど、大きい会社でもなんでもありません。例え、タイムカードを押し忘れても、近くのスタッフは、いつまで働いていたか誰かしら見てます。
タイムカードを押すことってそんなに大事なんでしょうか。
タイムカードに刻印された時間でいったいその人の何がわかるというのでしょう。
勤務時間の長さより仕事の中身で評価してもらいたいものです。(汗)