過去2回に渡って書いた、タイ現地採用者の経験者が考えるタイの生活費の実態。
今回は、第三回目、タイでの生活費、まとめ編を紹介したいと思います。
↓↓前回までの記事は、こちらを確認ください↓↓
タイでの生活費 バンコクの日本人社会編
タイでの生活費 [移住と子供の教育費]
タイの物価は、日本の5分1とか、言われていますが、実際に日本人がタイで快適に生活を送るには、決して5分の1では生活できません。
もちろん、2年間とか期間限定でタイで生活しようと考えているのであれば、給料が2万バーツでも3万バーツでもどうにか節約して生きていけると思います。
しかし、もしこの先もずっとタイで生活していこうと考えるのであれば、せっかくタイにいるのに、日本以上に慎ましく生活を切り詰めて生活していくのは、限界があるかもしれません。
もし長くタイに住む予定であれば、住む家は、クーラーがあって、セキュリティがしっかりしているところに住みたいと思いますし、できれば、日本のNHKや英語の映画チャンネルも見たい。
時には、日本食も食べたくなりますし、日本居酒屋にも行きたくなります。
夜帰宅の際には、電車や路線バスじゃなくて、タクシーを使いたいですし、日本にも1年1度ぐらい帰りたくなります。
怪我をした時や病気になった時、近所の小さな診療所ではなく、日本語や英語が通じるちゃんとした総合病院にいきたいとも思ったりします。
そして、日本のような失業保険や労働者を保護する労働法は、タイでは、まったく期待できません。経営が悪化したら、ビザやワークパーミットなど給料以外にも諸経費がかかる外国人が真っ先にリストラの対象となります。
ある日突然、首になって、会社が保障したのは、1ヶ月分の給料だけということも十分考えられる話です。
そんな外国で、もしタイで現地採用としてこれから先、タイで永住を考えるのであれば、いったいどのくらいのお金が必要か。。。
まったく同じようなことが、このブログに相互リンクしていただいている「微笑みの国タイランドでの就職日記」のタオさんにも書かれていましたが、
独身であれば、 給料8万バーツから10万バーツぐらいがタイで将来を考えて生活できる給料だと自分も思います。
結婚していれば、プラス数万バーツ。さらに子供がいれば、プラス学費。程度の給料がないと永住を考えるのは、厳しいと思います。
8万バーツから10万バーツを日本円に換算するとおよそ24万円から30万円。
内訳は、
家賃1万5千バーツ(光熱費、ネット代込み)
食費2万バーツ
交際費その他雑費2万バーツ
日本への一時帰国や将来に備えた貯金 2,5万バーツ
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合計8万バーツ
24万円も月に必要なら、日本と変わらないではないかと思われるかもしれませんが、
あくまでもタイで日本と変わらぬ生活レベルを維持し、これからもタイでずっと生きていこうと
思うのであれば、これぐらいは必要だと思います。
といっても、自分が始めてタイで働き始めた時の初任給は、手取り3万バーツ以下。(9万円以下)
それでも当時は、楽しく生活ができていたので、生きていこうと思えば、10万円で生きていけるのも事実です。
次回は、タイ現地採用の給料動向と、どうしたら、8万バーツから10万バーツの給料を得ることができるか、ご紹介したいと思います。
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