100年に1度あるかないかと言われる世界不況から、早1年が過ぎました。
タイの求人は、去年の夏、自動車産業など製造業の生産量が増えるにつれて、ものすごい数の求人がありましたが、その後、徐々に減り去年の年末から3月ぐらいまでは、ほんとに求人がない状態でした。
しかし、経済が徐々に回復し、タイの政治的混乱も落着いたかのように見え、さらに新型インフルエンザもある程度収まった今、タイの求人は、日に日に増えています。
今回は、タイで就職する際に注意点を自分の経験を元に紹介します。
タイで就職する場合には、主に下記のいずれかの会社になります。
1.日本に本社がある日系企業のタイ法人
2.タイ人が経営するタイ企業
3.タイで日本人が経営する日系企業
どこ会社がいいかというと、やはりそれぞれメリット、デメリットがあるといわれています。
1.日本に本社がある日系企業のタイ法人
日本に本社があるということで、現地採用社員の上司は、必然的に日本からの駐在員となります。よく言われる駐在員と現地採用の上下関係、格差による問題が発生する傾向にあります。
同じ仕事をしていても、駐在員である社員は、現地採用の人の1ヶ月の給料分ぐらいのコンドミアムに住み、専属の運転手が毎日家から会社まで送り迎えなどの高待遇、一方、現地採用の人は、給料の中から、家賃を払い、満員電車で通勤ということなると、その格差に悩む人も多いそうです。
2.タイ人が経営するタイ企業
タイ人が経営するタイ企業で外国人である日本人が働くこと言うことは、それなりにトラブルも多いです。日本人というだけでタイ人社員の何倍もの給料をもらうことになるので、結果を出さなければ、周りのタイ人スタッフや会社からすぐに追い出されるということもあり、いかにタイ人やタイ人マネージメントとうまく仕事をし、何より自分が雇われている意味を結果として常に出す必要があります。
3.タイで日本人が経営する日系企業
意外にタイで働く日本人で多い就職先のパターンがこの3のタイで日本人が経営する日系企業です。
日本人が外国人であるタイで企業するというのは、ものすごいパワーの居ることです。なので、タイで会社を経営する日本人社長は、とてもエネルギッシュな人が多いです。また普通の人が普通の商売をするだったら日本での起業を考えるので、時としてタイで起業する日本人経営者は、普通でない、もしくは、普通ではないビジネスをしている場合があるともいえます。
タイで日本人が経営する日系企業の特徴をまとめると社長や一部の幹部のワンマン経営であることが多いです。こういった会社で働くことということは、合う合わないがあると思うので、入社前にしっかりと見極めることが重要だと思います。
以上、タイで就職際の就職先の特徴と注意事項でした。
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