前回、「シンガポール就職 VS タイ就職 その1」と題し、シンガポールとタイ就職の求人の業種や待遇を比較しましたが、今回は、続編として2国の生活面の比較をしたいと思います。
前回紹介したとおり、シンガポールに就職した際の給料とタイに就職した際の一般的な給料額は、下記の通りです。
シンガポール現地採用の平均的給料(入社時): 3,000ドル(192,204円)
タイ現地採用の平均的給料:(入社時): 50,000バーツ (133,769円)
給料を見ると、シンガポールの方がずっと高くなっていますが、もちろん、物価もシンガポールの方が高いためです。
シンガポールには、1ルームマンションというのが、ほぼ存在しないので、あっても高級コンドになるため、現地採用は、一般的に2LDK、3LDKなどのHDB(公団住宅)または、コンドミニアムを何人かで間借りすることになります。
部屋は、予算や場所に応じて異なりますが、部屋内にバスルームが付いていて占有できる場合もあります。キッチンは共有スペースにありますが、オーナーによって使用不可の場合もあります。また、コンドに住まれる場合には、コンド内のジムやプールも使用可能です。
現地採用の一般的な給料だと、事実上、一人暮らしをできる余裕はないため、リビングスペースのシェアなど、気になる方は、日本以上に住環境は厳しいです。また、シンガポールの国土自体が狭いため、住居費の節約のため、郊外に住もうと思っても、元々郊外に住むのが一般的なため、それほど、家賃が下がりません。
一般的には、500ドルから1300ドル程度の家賃を払い1室を間借りしている現地採用者が場合が大半です。
タイ、特にバンコクには、月に20円万以上する高級アパートから、月に1万円しないアパートまで無数に存在します。日系を含め不動産屋はいっぱいありますが、現地採用者が一般的に借りる家賃2万バーツ以下のアパートはあまり取り扱っていません。しかし、街を歩けばアパートが見つかるといわれるように、歩いて周り、よさそうな物件があれば、直接、空室確認をして、難しい手続きもなく簡単に借りることができます。
バンコクの現地採用者は、一般的に1万バーツ前後の所に住んでいます。1万バーツ程度のアパートでも、通常24時間警備員が付いていたり、プールやフィットネスなどが付いている場合もあり、日本の一人暮らしのアパートよりも豪華といえます。
バンコク都心部で1万バーツ程度の物件の場合には、通常スタジオタイプと呼ばれるワンルームアパートです。平均的なサイズは、30sqm程度で日本で言うと12畳程度です。
室内には、トイレ、シャワーもそろっていますが、1万バーツ程度のアパートの場合には、キッチンは完備されていない場合が多いです。または、ベランダに流しがある場合もあります。
また、バンコクは、広いため、郊外に行けば行くほど、安い物件もあるため、予算や通勤時間を考慮して希望に応じ住む場所を考えることもできます。
シンガポール現地採用の平均的給料(入社時): 3,000ドル(192,204円)
平均的家賃: 800ドル(51,133円)
家賃が占める給料の割合: 26%
タイ現地採用の平均的給料:(入社時): 50,000バーツ (133,769円)
平均的家賃: 8000バーツ(21,320円)
家賃が占める給料の割合: 16%
上記の結果は、あくまでも一般的な給料と住居費での仮定ですが、住環境の面だけ見れば、シンガポール就職は、住居費が占める割合が10%もバンコクよりも多い割りに、他人とのシェアをしなければならいことを考えると、タイ就職の方が、一人暮らしができ、また、郊外に住むことにより家賃を抑えることもできるため、たとえ給料が安くても住環境は、タイ就職の方が、ずっと充実しているといえます。
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