前回、タイの生活費 [現地採用の生活費まとめ編]でタイで長く生活していくことを考えた場合の給料について下記のように紹介しました。
>独身であれば、 給料8万バーツから10万バーツぐらいがタイで将来を考えて生活できる給料だと自分も思います。
>結婚していれば、プラス数万バーツ。さらに子供がいれば、プラス学費。
>程度の給料がないと永住を考えるのは、厳しいと思います。
>8万バーツから10万バーツを日本円に換算するとおよそ24万円から30万円。
この記事を見ると、すでにタイで働かれている人やこれからタイで働きたいと思っている人は、8万バーツ以上もらっている人は、実際には、タイの現地採用では、あまりいないのではないかと思ったかもしれません。
事実、タイの現地採用の給料相場は、5~6万バーツです。バンコク週報やDACO、ハロータイランドなどインターネット上でバンコクの求人情報をみても、はやりほとんどの企業が5万バーツからと記載していると思います。
タイ現地採用の給料動向を自分なりに考えてみると、、、
タイで働く現地採用の3割が給料5万バーツ以下(12万円以下)
タイで働く現地採用の3割が給料5万~6万バーツ(18万円以下)
そして2割が6万バーツ以上8万バーツ(24万円以下)
最後に8万バーツ以上の給料のもらっている人が2割。
この自分なりの仮定では、現地採用で働いている人の中で、これからも腰を据えてタイで長く生活を考えていけると判断できる給料8万バーツ以上。そして、その給料を実際に得ている人は、10人に2人 ということになります。
それでは、、、
タイで現地採用として働く日本人の中の8割の人は、8万バーツ以下の給料でも暮らしていけてるんだから、8万バーツ以上の給料がないと、安心して暮らしていけないというのは、大げさではないのか!
と思われるかもしれません。
しかし、以前に紹介した、タイで働く現地採用の日本人の帰国率を見ると、このデータに信憑性があるような気もします。
タイで働く日本人現地採用の5割以上の人は、タイで働いても、2、3年で日本に帰国します。
日本へ帰国する理由は、人それぞれ色々あると思いますが、その中の理由の中に「タイでこのまま働いていくのは、将来が不安だから」という人は、多いと思います。
そして、日本に帰国せず、タイに残っている人の中の3割程度は、配偶者がタイ国籍の人だったり、他に何かプライベートな理由がある方。
その他の残りの2割の人が、タイでも安心して生活していけるだけの給料所得がある人だと思います。
※すべては、勝手な仮説なので、「タイで働く日本人はこうだ!」と言うわけではありません。あくまでもご参考データ程度に。
さて、次の記事こそ、日本人の平均給料が5万バーツから6万バーツに対して、どうしたら、給料8万バーツ以上を得ることができるか、自分なりに考えてみたいと思います。