タイ王国プーケット島で誰からもこよなく愛される交通手段はモーターバイク。ヨーロッパ人のちょっとした旅行者もタイ人の学生も、じーちゃん、ばーちゃんもここプーケットでは、みんなバイクが足である。
もちろん赤いチョッキを着たバイクタクシーもそこらじゅうに旋回している。こっちから探さなくても、歩いていればものすごい勢いでプープーとクラクションを鳴らし乗っていかないかー!って声をかけてくる。
そんな、自分もバイク生活だが、おんぼろバイクだからよく壊れる。バイク屋さんに修理に行ったこともう5回目である。
まずはパンク。道が悪いからこれまたパンクし安い。大体100バーツぐらい。続いてチェーンが切れた。新品に取り替えて300バーツ。庶民の足、バイクだけにバイクやはどこでもある。夜中でもやってるとこもある。
タイというとぼったくりやだまされた。なんて話しを聞くが、過去に利用したバイクやさんはみんなホントいい人たち。もちろん、英語なんて全然通じないけど、みんなバイクを修理するのに一生懸命だ。
この暑さの中、汗も気にせず、手が油まみれになるのも何のその。ただ、必死にバイクを修理し、その後ブレーキの利きや空気圧など、点検してくれる。
たいていのバイク屋さんがボロイ家に汚らしいかっこのオヤジやお兄さんたちだが、そんな油まみれ、汗まみれでも、すごく彼らからは自分の仕事に対してのプライドを感じる。
タイ語やタイ人社会はよくわかんないけど、いつも、かっこいいぞ!と心の中でバイク屋さんにエールを送っている。