ニュージーランドから帰って友達に会ったら、友達がせっかく新卒で入った企業を一年で辞めてしまっていた。
大学時代から朝から晩までバイトして自分の学費を払っていた友達が、そう簡単に仕事をやめるとは思ってもいなかった。
そしてそのころ、その友達は、大学時代のバイト先でバイトをしていた。自分がニュージーランドであったことを友達にいっぱいいっぱい話した。
自分の留学生活は、わずか8ヶ月の留学生活だったけど、本当に実りある生活だった。
英語は、完璧なんて言えないけど、今でもメールをしたり電話をしたり何でも話すことができる友達が世界中にできた。
時には、自分の言いたいことが伝わらなくて落ち込んだり、なんども悔しい思いをしたけど、日本では一生味わうことができない経験をしたと思う。
そうやって友達に話をしていたら、友達がワーキングホリデーに行ってみようかな。って言った。そしてその数ヶ月後、友達は、バックパック一つを背負ってニュージーランドへ旅立った。
大学時代にずっとホテルでバイトしていた友達は、英語も多少話せ、長年の接客業の経験もあった。そしてすぐに日本食レストランでバイトを始め、その3ヶ月後には、今までの経験が買われ、ワークビザに切れ変え正社員としてニュージーランドに就職することになった。
そしてその一年後には、ニュージーランドで知り合った人と結婚して現在ニュージーランドで暮らしで3年目だ。友達は、今本当に幸せそうだ。
ワーキングホリディーは遊びと言う人もいるけど、すべては本人次第。友達のようにワーキングホリデーからワークビザ、そして永住権を取ってずっとニュージーランドで生活していくことを決める人もいる。