用があってバンコクに行った。プーケットでは、普通に生活していれば日本人に会うことはまずない。観光客もいない。しかし、バンコクは、空港から電車に乗っても、地下鉄に乗っても、BTSに乗ってもどこからともなく日本語が聞こえてくる。
平日の昼間にスクンビットに行った。そこには日本とまったく変わらない小さな日本があった。昼間に日本大使館の前にあるラーメン屋に入った。お客の99%は日本人だ。いっらいませ!と言う掛け声。注文もメニューも英語。次から次へと日本この暑さの中、スーツのジャケットにネクタイ。日本とまったくかわらないサラリーマン。店に入ると、定食を頼み、マンガ本を読みながらラーメンをすする。
実に日本と何も変わらない生活。よくタイの掲示板で現地採用で働きたいんですけど、とかタイで働きたい。っていうスレットを見ては、返信で、ものすごい勢いで勧めません。とか止めた方がいい。とかいう強烈な意見ばっかり見たけど、確かにその人たちが言うことがわかるような気した。日本となんら変わらないタイの日本社会。そこで日本の数分の1の給料で同じ仕事をする。
もちろん、人それぞれ目的があってくるので、否定はできない。勧めるとか止めた方がいいなんて言えない。自分は、とりあえず挑戦してみた方が言いと今でも勧めたい。でも自分はバンコクで働く気にはなれないな、と思った。日本と変わらない生活。そして東京よりひどい渋滞とそして日本よりはるかに狭い日本社会。
バンコクで生活したい!バンコクで就職したい!って人にオススメは、平日のお昼時に日本食レストランに行くことだ。ここでバンコクで暮らす日本人の実態がわかる気がする。