先週は、プライベートでドイツ人の知人と飲みに行きました。普段は、バンコクの小さな小さな日本社会で生活しているため、外国語とは無縁ですが、その日は、ファラン(西洋人)だらけのバーに行きました。
このドイツ人は、スーパードイツ人で語学の達人です。若きし頃に日本、中国、台湾、タイに留学し、日本語、中国語、タイ語、英語、そして母語のドイツ語を話します。
しかし、中でも一番好きなのは、日本と言ってました。
なのに、どうして日本で働かないのですか?と質問したところ、、、、
「日本は好きだけど、日本人の仕事に対する考え方だけは、理解ができない」とのことでした。
納得です。
そして、家に帰ってきて、NHKを見ていたら、外国人が日本について色々文化を紹介する番組で、ある外人が、
「日本人の一番理解できないところは、風邪を引いてもマスクをして会社に来ることだ」と言ってました。
すると、日本人のコメンテイターが、すかさず反論。
「日本人は、それほど、責任感があり、会社に迷惑をかけていけないと思い、風邪を引いても会社に来るのです。」
と答えたら、大ブーイング。
風邪を引きながら会社に来て、他の人に移す方がよっぽど無責任です。それに、仕事よりも自分の健康の方が大事だから、風邪で会社に行く人の気が知れないっていってました。
これまた納得です。
そして、さらにNHKをみていたら、黒人演歌歌手のジェロのドキュメンタリーで、「日本人は、仕事、そして、仕事、仕事。」これは、理解できないといってました。
やっぱり、日本人にとっての仕事の位置づけは、世界の考え方とは、大きく異なるようです。
早く日本も世界と同じ基準の労働意識にならないかなーと思う今日この頃です。