前回まで2回に渡り、海外就職のきっかけについて書かせていただきました。
前回の記事:海外就職への憧れの原点 その2
前々回の記事:海外就職への憧れの原点
今回は、その後の初めての就職にいたるまでを紹介したいと思います。
高校生の時に将来は、海外で就職したいと思い始めていました。
それから、日本の大学に進み、在学中は、独学で英語の勉強をしました。
よくありがちですが、英語に触れる機会を増やそうと外国人がよく来る渋谷のダイニングバーでバイトをしたり、米軍基地向けに流れる英語ラジオAM810をテープに録音してウォークマンでひたすら聞き流し、生の英語に触れる努力をしました。
そして、いつか留学をしたいと思っていたので、TOEFLのテスト勉強をしました。(TOEFLとは、海外の大学進学の際に必要な試験です。)
大学卒業後は、海外の大学院に行く予定で、ニュージーランドに語学留学しました。
数ヵ月間、語学学校で学び、IELTSというニュージーランドの大学院に入るための語学試験を受け、無事入学資格を得ました。
当時、ニュージーランドの大学付属の語学学校で一緒に学んでいた生徒は、ほとんどの人が自分よりも年上の社会経験豊富な世界各国の学生でした。
実際に、学部卒ですぐに同じ大学院進学の準備コースを受講していたのは、自分とタイ人数人ぐらいでした。当時、自分にとって、大学院に入りたい理由は、単に不況だし、就職したくないから、ある意味ファッションのようでした。
しかし、他の学生にとっては、一度社会に出て、大学院でさらに学ぶ必要を感じて留学してきた人達でした。そういう人達に囲まれて勉強している間に気が付きました。
23才だった当時の自分に必要な物は、学歴ではなく、社会経験だということを思い知りました。そして、本当に勉強したいのであれば、何歳になっても遅すぎることはないということを思い知りました。
大学院留学の予定を語学留学のみに変更し、次の目標を就職に変更しました。数ヵ月後、日本に帰国して、自分にとって本当の「目指せ!海外就職」が始まったのでした。
次回に続く。
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