海外で現地採用と働いている人の平均勤続年数は、3年程度と言われています。
ほとんどの人は、移住して5年未満で日本に帰国するとも言われています。
海外に住んでいる人の中には、海外生活に見切りをつけて日本に帰国する人のことを見下すような感じで話す人もいますが、海外生活に見切りをつけて帰国することは、決してネガティブなことではないと思います。
帰国する勇気
は、海外就職をする勇気より大事だと思います。
例えば、シンガポール現地採用、一般的に給料は、3500ドル程度(23万円程度)です。日本でも20万円ぐらいで現在働いている人は、この3500ドルを悪くないと考えるかもしれませんが、
海外で働いている場合には、この3500ドルは、5年働いても10年働いても、本人のスキルが代わらない限り、ほとんど給料も変わらない可能性もあります。もしくは、転職を繰り返した結果、次の職場での給料は、3500ドルから3000ドルに下がっている可能性もあります。
タイも同様で、初めてタイで就職した際に給料は6万バーツ(16万円)だったとします。物価が安いタイ。16万円あれば生活は余裕かもしれません。しかし、普通に3年働いても5年働いても、それが倍になることはよほど会社に利益をもたらすような仕事をしなければ現実的ではありません。
その結果、3年程度、海外で働くと、ある程度、海外で働くことの現実が客観的に見られるようになり、将来の予想がつくようになると思います。
そこで、やっぱり日本の方が良いと思ったのであれば、それは、それで良い決断だと思います。海外と日本、両方の職場を経験してそれで本人にとってどちらがいいかのかがわかれば、海外での3年間の生活はとても有意義であったといえることと思います。
日本は、年功序列の廃止し能力主義に変わってきているといわれていますが、実際、今でも入社時の年齢は、すごく気にすることが多いと思います。そう考えると、「見切りをつける」ということも海外生活にとってとても大事なことだと思います。
そうだ!見切りが大事だ!と自分に言い聞かせる本日の記事「帰国する勇気【現地採用の平均勤続年数】」でした。
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