海外で働く人が年々増えていて、海外でこれから一生暮らすと覚悟を決めて海外に移住する日本人もとても多いです。
しかし、いざ一生海外で暮らしていこうと決めても本当に一緒に暮らしていくことは、そう簡単なことではないと実際に海外で暮らして月日がたつと実感します。
永住権制度があって永住権または、その後に市民権を取得して、本当に現地の人と社会保障を受けて暮らしていける欧米ならまだ、一生住む覚悟ができるかもしれませんが、
それでも実際、海外に移住した人が一生最後までその国で暮らしている確立は、もしかしたら半数もいないのではと思います。
タイを例に見ても、移住することは、誰でも簡単にできても、永住になるととても難しいと思います。
物価が安く、簡単に仕事が見つかる国タイには、多くの日本人が移住してきます。現在、タイですでに働いている人の中には、「タイの生活が楽なので、もう一生タイにいます」という人も多いです。
しかし、本当に将来のことを真剣に考えるとタイに一生いることは決して楽ではありません。
例えば、仕事。今は、タイには日本人向けの仕事がいっぱいあります。仕事さえ選ばなければ、日本以上に就職は簡単といっても過言ではありません。
しかし、かといって、現在働いている仕事がこのまま定年まで働ける仕事かといえば、そうでない人が9割以上だと思います。
そして、年々給料が上がるという保障は、どこにもなく、在タイ10年で給料5万バーツ(15万円弱)のまま10年間ほとんどかわない給料で働き続けている人もいます。
仮に、タイで永住権を取ったとしても、別に国の福利厚生がしっかりしているわけではないので、安心して老後を暮らせる年金がもらえるわけでも、医療保険や介護手当てがあるわけでも一切ありません。
タイでもし永住するのであれば、老後は、自分の蓄えだけで生きて行かなければなりません。
もし病気になって入院したら、それだけで数十万はかかります。これをすべてこれからの貯金で補っていかなければならないのです。貯金がつきてさらに働けなくなっても、生活保護もありません。
そう考えると、これだけ多くの日本人がタイで働いていながら、永住する人は一握りということがよくわかるかと思います。
そんなことを思いつつ、自分も将来のために何かしなければと思う、今日この頃日曜日の夜でした。
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