海外で現地採用として働くのはこれで2社目そして2カ国目。
シンガポールで現地採用として働き始めて、改めて思うシンガポール就職のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
■就職先を見つけるのが簡単。
おそらく日本人にとっての海外で働く事がもっとも簡単な国がシンガポールだと思います。
コールセンター的な業務からデータ入力などの語学がまったく必要ない仕事もシンガポールには、いっぱいあります。
■日本では入社する事が難しい一流企業に入れるチャンスがある。
次に、一歩進んでシンガポール就職のメリットは、日本では入社する事がなかなか難しい大企業に入社する事が可能な事です。
人材エージェントに登録に行ったことがある人は、お気づきの方も多いですが、
日本では、とても入社できないようなアメリカの大手IT企業がずらりと常に求人募集をしています。
仕事の内容は別として、常に募集している程人で不足なのでこれらの企業に入社する事も比較的簡単です。
■女性の活躍の場が日本よりある。
そして、最後は、シンガポールで現地採用として働いている日本人の90%以上は、女性です。
従って、日本人部隊があるような会社のマネージャーもほとんどが日本人女性です。
少なくとも日本よりはずっとシンガポールの方が女性にとって活躍の場があると思います。
続いてシンガポールでの海外就職のデメリット。
■狭い国、年中同じ気候で生活がマンネリ化
まずは、国が小さい。想像してみましょう。もしも日本が東京23区だけだったら。
これがシンガポールです。
■単純な仕事、給料が安い。
シンガポールの日本人の求人のエントリーレベルの求人の多くは、
コールセンターやオーダープロセッシングなどの仕事です。
これからの仕事が好き、とかシンガポールが好きで、という目的でしたら
それはそれで良いと思いますが、海外で働きたいというだけで
これからの仕事を選ぶのはお勧めしません。
なぜこれからのコールセンターの仕事やオペレーションの仕事があえて日本ではなく
シンガポールにあるか考えてみましょう。
そう一番の目的は、経費削減です。もちろん、オフィスやシステムのコスト削減もありますが、
一番大きく削減できるのは、人件費です。
簡単に言ってしまえば、安くて使い捨て可能な日本人が簡単に雇えるからです。
シンガポールで1,2年これらの仕事の経験と日本で同じ業務を1,2年したのでは、正直に言って経験値はまったく変わりません。
もちろん、海外での私生活面では、経験地は上がるかも知れません。
ちょっと偏った意見かも知れませんが、早く言うと、ほとんどの企業が駐在員ではなく現地採用を雇うと言う意味は、給料が安い人材を雇いたいからなのです。
それが、自分を含めた現地採用なのです。(涙)
もちろん、シンガポールにしかオフィスがないような企業で現地採用ということであれば、それは、状況が異なると思います。
海外就職。仕事の経験、キャリアを考えるのであれば、今一度考え直す必要がありますが、人生の経験と考えれば、学ぶことは多いと思います。
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海外に行く前に無料で英語を勉強しましょう。
海外に行ってからでは遅いです。