海外就職を目指せの記事

海外で起業すると言うことは

海外で起業すると覚悟を決め、いざ会社を退職することに決めました。
退職するまでの間、起業について一から調べました。


「物価の安いタイでの起業・独立は、日本より簡単です。」


なんて、コンサルタント会社のホームページや、ちょっとした海外移住関連のサイトに書かれていたりしますが、実際、海外、特にタイで起業するということは、

「日本の数倍も難しいです。」

正確に言うと、タイで起業すること、ビジネスを起こすこと自体は、そんなに難しくないのかもしれません。しかし、我々外国人がタイで会社を興し、正規に労働ビザ、労働許可書を取得して、働くのであれば、日本で起業する以上に労力もお金もかかります。

例えば、日本で起業するのであれば、会社の規模により、法人化せずとも個人事業としてもやっていくことができます。また、まずは、自分ひとりで会社を始めようと思って、社員を雇わず自分だけで商売を始めることも、日本なら可能です。

一方、タイで日本人が起業し、ビザを取得して働くためには、

まず、発起人が3人必要です。タイ人の出資が51%必要です。そして外国人がビザと労働許可書を取得するためには、一人の外国人につき、会社の資本金が200万バーツ(600万円程度)必要です。

つまり、会社を興すのが日本人である自分であっても、登記上は、タイ人の出資が半分以上の51%でなければならないということです。ここが一番の外国人がタイで会社を興す際の要注意点だと思います。

また、会社を興しても外国人である自分がその会社で働くためには、労働許可書が必要です。労働許可書(ワークパーミット)の取得には、上で書いたように外国人一人につき200万バーツの資本金と、さらに外国人一名に対して4名のタイ人スタッフを雇用する必要があります。

日本だったら、まだ起業したばかりで社員を雇うお金がないから、まずは、一人で始めるというのも可能ですが、タイでは、ビザ取得のため、タイ人4名を雇う必要があります。

これだけ、考えても物価が安いタイだから簡単に起業ができるというのは、簡単でないということがわかりました。

前途多難な海外起業への道。
これからも応援宜しくお願いします。


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