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海外の労働環境【オランダの職場】

先日、ユーチューブで見つけた海外の労働環境(オランダの職場)を紹介します。

世界的に厳しい雇用情勢の中でもオランダでは、生き生きと働いている人が多いそうです。
そして、オランダには、パートタイムで働く人が多くいるそうです。

日本でパートや非正社員で働くというと正社員になれない人が仕方なく選択するというネガティブなイメージがもたれますが、オランダでは、家族のためや自分の自由な時間を求めて、自らパートタイムを選択して働く人が多いそうです。

オランダの労働者の3分1は、パートタイマーとのことです。
そして、パートでも社会保障は、正社員となんら変わりはないそうです。

オランダは、過去の不況時に多くの失業者を出し、その対策として企業での一人当たりの労働時間を5%減らし、週40時間から38時間へ変更し、その分、働く人の数を増やしたそうです。

その結果、働く女性が増え、家庭の収入も安定し、さらに税収入が増え、休みが増えたので、消費も増えたそうです。

この一人当たりの働く時間を減らし、雇用を促進したオランダの経済団体の方がインタビューに答えていました。

「日本では、いまだに一人当たり週に60時間働くそうです。このオーバーワークが本当に生産的、効率的だとは思わない」と発言していました。

本当にそうだと思います。日本は、想像以上に不況で仕事がないと聞いています。そして、不況だから新たな社員は雇わず、さらに社員一人一人の労働時間は、結果的に増え、効率が悪くなったり、多くの残業代が発生したりします。
それならば、単純にオランダのように一人が働く時間を短くして、一人でも多くの社員を雇ったほうが効率もいいし、自由時間が増え、ワーク&ライフバランスが整い、さらに活き活きと働くことができるのでは、と思います。

色々な働き方が選択できるとさらに活き活きと働くことができ、結果、効率が上がるのではというのがヨーロッパの経営者たちの考え方らしいです。

やっぱり、「働く」ということに対しても根本的な考え方が日本と欧米では異なるのでは、とつくづく思う、今日この頃でした。

先日、知り合ったカナダ人は、もの凄く日本の最新ニュースに詳しかったです。なぜかと聞くと、ジャパンタイムズ
を読んでいるからとのことでした。時事ニュースで英語を勉強すれば、会話も弾みます。





週刊ST

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