前回は、「海外就職の際の人材紹介会社の選び方」という記事を書きました。今回は、海外人材紹介会社へ実際に登録する際に登録者自身が注意したほうがいい3つの点を紹介したいと思います。
1.登録時の服装は、しっかりとした服装で挑む
派遣会社に登録、しかも海外の派遣会社、登録だけだからと私服やラフな格好で紹介会社に訪れる人がいるようです。しかし、登録しにいくだけといっても、その国に応じたビジネスマナーを守り本番と同様の服装で訪れましょう。
なぜなら、登録会社にとっても求人企業は大事なお客様、しっかりした人、もしくはしっかりして見える人を自社から紹介したいのは当然のことです。私服で登録にきて、本番も私服で企業に面接に行かれたら・・・紹介会社としても立場がなくなってしまいます。
また、しっかりした服装で訪れることにより紹介会社へ就職への本気度もアピールすることができます。より多くの求人を紹介してもらうためにもしっかりした服装で登録に行くことは大事だと思います。
2.希望の業種、業務内容はしっかりと伝えておくこと
多くの人材紹介会社は、同じ企業から何度も求人依頼を受けていることが多いです。海外では、2,3年で転職を繰り返す人も多いので、その都度、空きが出たら同じ紹介会社に求人を依頼するということが多いです。
そういった企業の場合には、過去に紹介した求職者やまたは企業の担当者と紹介会社の担当者が親しくなっていることも多く、社内の事情に詳しいこともあります。
紹介会社は、求人を出している企業がどういった企業体質なのかもよく知っていることもあるので、本人の希望をしっかりと伝えておくことで、単なる求人募集要項や会社のホームページだけではわかりにくい情報を知ることができます。
3.入社の契約内容は入社予定の会社と直接確認する
人材紹介会社によっては、どうしても入社してもらいたいときに、この会社や昇給率がいい、この会社はボーナスが●ヶ月分ですよ、入社後、すぐに駐在員待遇に変わりました。などとおいしい話をして、どうにか入社を決意してもらうと持っていくところもあります。
たしかに、昇給率がよかった人やボーナスが良かった年度があったかもしれません、しかしこれらは、あくまでも過去の例であり、本人の契約書には一切、ボーナスの額や昇給時期など書かれていないことが普通です。
待遇面は、人材紹介会社が定めるものではありませんので、鵜呑みにせず、かならず入社前に入社予定の会社とクリアにしましょう。
以上、独断と偏見の海外人材紹介会社へ登録の際に気をつけるべき3つの点でした。