海外での人事評価 給料そして昇給。
最近、シンガポール 就職の話が続きましので、ここら辺で気分を変えて、海外就職の人事制度、昇給について紹介します。
タイで働いていた会社は、タイの現地法人でした。しかし、社長を始め、マネージメントクラスは、全員アメリカ人とイギリス人。英語ネイティブの方々でした。
そんな訳で社風は、西洋風だったと言えます。
外資系と言うと、年功序列一切なし、能力主義など、聞こえこそ良いですが、実際、この能力主義とは、とてもシビアなものでした。
能力主義とは、「能力がある人が能力がない人より多くの報酬を得る事ができる」はずですが、この能力がある、ないというのが、果たしてどのように決められるか、それにすべてがかかっています。
そうなんです、その能力のある、なしを決める人、つまり上司次第と言うところが大きいです。
上司に好かれるか、嫌われるか、それだけ天と地ほど評価が変わり、昇給もボーナスも変わるのです。
もちろん、結果が数字に出るような仕事だったら数字、結果がすべてと言えるかも知れません。しかし、そうでない部分では、上司次第ですべてが変わると言っても過言ではありません。
そしてクビも頻繁にあります。
入社の際の契約書には、解雇通告は、1ヶ月前に書面にて通告すると書いてありましたが、実際には、解雇を言い渡される人は、通常その日の内に荷物を整理して去っていきます。
よく映画などでみる光景です。段ボールに一気に机の上の物の荷物を放り込み、段ボール箱を抱えながら去っていく光景です。
※ 1ヶ月前の通告(1 month notice)ですので、即日解雇でその日の内に会社を去った人も翌月分の給料まで貰えます。
そして、さらに海外就職の場合には、解雇になった後が大変です。
今まで有効だったビザが無効となりますので、それまでにその国を出国する必要があります。もちろん、失業保険もないため、これからの保証は、何もないのです。
海外就職、外資系企業、良いところもいっぱいありますが、もちろん、大変な事も合ったりするのでした。
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海外に行く前に無料で英語を勉強しましょう。
海外に行ってからでは遅いです。