日本でも4月と言えば、昇給の月だと思います。
海外の場合の昇給は、どうかというと、
海外でも年に1度昇給があるのが一般的です。
また、日系企業に限っては、日本と同じように4月に昇給、給料見直しというのが多いような気がします。
一般的にどの程度、昇給するかというと、会社によってマチマチです。
でも、友人の会社で12月に昇給があった会社の例を聞くと、今年は、昇給なし。
というのが多いようです。やはり、これもサブプライム問題、現在の不況が影響してます。
以前、私が働いていたプーケットの会社は、昇給率が高く、私が入社したときには、昇給が年2回あり、1回目が能力、評価に応じた昇給で、平均10%程度の昇給がありました。
また、2回目の昇給は、物価のスライドに応じて全社員昇給があり、当時は、プーケットの物価が7%上昇したとと言うことで7%給料がアップしました。
と言うことで、初めて海外就職した会社では、最初の1年目は、計3回の昇給がありました。
1.入社して仮採用から正社員に切り替わる際の給料見直し。
これは、仮採用(プロべーション)からフルタイムに切り替わる際に、能力に応じて見直されるのが普通です。通常は、5%から10%ぐらい上がると思います。
自分の場合には、10%上がりました。
2. 年末給料見直し
年末に物価のスライドに応じて7%の昇給がありました。これは、社員全員上がるので、一律でした。
3.給料見直し2回目
2回目の給料見直しは、例えるならば、野球選手のように自分の前年度の成績や自分で作ったこれまでの業績に応じて給料交渉をします。
自分の場合には、一度提示された昇給率に納得できなかっため、さらに上の上司と直接交渉して、15%アップしました。
実際に給料額にしてみると、
例えば、初めて5万バーツの給料で入社した場合、
3ヶ月の仮採用後、10%アップで給料は、55000バーツに。
そして、数ヶ月後、物価スライドに応じた給料見直しで7%アップ
55000×7% = 58850バーツ
更に半年後の給料見直しで15%アップ。
58850×15%= 67677バーツ。
結果、入社1年で1万7千バーツ以上、給料が上がったことになります。
昇給が2回ある会社は、珍しく、逆に昇給率がものすごく低い会社も多くあります。長年働いて、数千バーツしか昇給しないと言う会社も結構あります。
日本からの初めての海外就職の場合、どうしても、目先の給料額にとらわれがちですが、昇給率、または、能力に応じて給料を見直してくれるかどうかを面接で見極めるのも大事です。
現在の自分の会社も今月が昇給月です。
いったいどのくらいの昇給があるでしょうか。。。楽しみです。