シンガポールで働き始めた仕事は、単調そのもの。
しかし、仕事がつまらないから会社を辞めるなんて、なんか勘違いしているのではないか?単に、天狗になって調子にのっているだけではないのか?
そんなことを考えつつ、今までのタイでの仕事をふと思い返してみると、、、
タイ プーケットの会社周辺の風景
タイでの給料は、シンガポールの会社の半分以下。残業は、今の会社の倍以上。もちろん残業代なんて一切でません。
タイで働き始めた時は、初めての海外就職。そして初めての英語での仕事。初めてのタイでの生活。
初めは、社内で使われる英語も何にもわからず、こんな感じでした。
上司:「Can you go to Sales dept. to check the price ? 」
自分: セールスデパートメント???何か安売りでもしているデパートが会社の近くにあるのかな???
人事:「Did you get payslip ?」
自分:ペイ スリップ? 滑りやすいから注意して???
※ Sales dept. = 営業部、 payslip = 給料明細
こんな簡単な英語もわからず、毎日毎日、必死に机の陰でコソコソ電子辞書で英単語の意味を調べていた日々。
週に一度のミーティングでは、同じチームのヨーロッパ人や英語ネイティブ上司達が激しく意見を言い合ったり、会話が盛り上がっている中、
「ところで、あなたはこの件についてどう思う?」
と自分の意見を聞かれて、まったく言葉が出てこなく、盛り上がっていた会議室が、一気にシーンとなる瞬間。。。
あの時、なんで答えられなかったんだろう。。。っていつも家に帰ってから反省の日々。
さらに、取引先から電話が鳴り、自分が電話にでると、
取引先:「ソーリー。あなたの言っている事はよくわからないから、他のもっと英語ができる人に電話代わってくれない?」
って言われて、得意げに電話を代わる上司を見て、泣きたいぐらい自分の無能さに落ち込む日々。
仕事帰りにフラリとビーチに立ち寄り、海の向こうにある日本を思いながら、もう日本に帰ろうかな?なんて思ったりもしましたが、、、
でも、給料が安くても、残業がいっぱいあっても、「仕事ができない日本人」というレッテルを貼られても、
決して、本気で会社を辞めようとは、一度も思いませんでした。
それは、きっと、ここでの経験、この悔しさは、絶対、将来、自分の為になると確信していたからです。
NO PAIN, NO GAIN
この悔しさを忘れずに、いつか絶対、見返してやろう!そう心に決め、毎日必死に仕事をしてきたのでした。
そんなタイで働き始めた時の日々を思い返していると、自然と、これからどうするべきなのか、答えが出たのでした。。。決断しました。。。
海外就職している人のブログを探してみましょう。