海外就職を目指せの記事

海外起業で成功した人

今回は、またまたタイで起業家として大成功した人を紹介させていただきます。

この方は、自分が最もタイで尊敬する人の一人です。(もちろん面識は一切ありません。)

え、お笑い芸人?と思った方、いませんか?

ブタの絵が描かれた間抜けなTシャツを着ているこの方こそ、タイの大富豪の1人、オイシレストランの創設者タン氏です。OISHIといえば、タイを代表する日本食レストランとタイでの緑茶ブームに火をつけた会社です。

バンコクの英語フリーペパーBKマガジンにタンさんのインタビュー記事がありましたので紹介します。
意訳して紹介するとこんな感じです。


オイシ創設者 Tan Passakronatee 氏


■ 生い立ち
OISHIの創設者タン氏: 僕は、中華系移民です。マレーシアのペナン島で育ち、中国語と英語のバイリンガルスクールで17歳まで教育を受け、その後、タイに移住しました。

■ 起業への憧れ
OISHIの創設者タン氏: 僕は、他の子供と比べてまったく賢くなかったし、顔もハンサムじゃない、家庭がお金持ちでもない、自分は、何もなかったんだ。だから自分は、商売で成功するしかないと思っていたんだ。

■ 単純労働者からのスタート

初めて着いた仕事の月給は、700バーツ(2000円程度)。単純労働の工員として5年間働きました。その後、スーパーバイザーに昇進したのをきっかけに、仕事をやめる決意をし、最初のビジネスとして新聞販売所のオーナーになりました。
■ その後の商売
新聞販売所から始めた後に、レストランから不動産屋までいろんなビジネスをしてきたました。

■ 1997年の挫折
1997年アジア通貨危機の中、ビジネスは、急降下し、1億円の負債を抱えました。全てのビジネスを売り、心機一転、トンローに結婚用写真スタジオを始めました。

■ 商売の哲学
どんな商売でも違いなんてないんだ。人間は、常に食べ物が必要だし、外見を良くしたいと思ったり、気持ちよく生活したい、そして誰でも死ぬ事を恐れるんだ。どんなビジネスだって人を満足されるにはかわりない。

■ oishiを始めるきっかけ
親交があったセントラルグループのチェアマンであるChirathivat氏からアメリカで「Toudai」という名前の日本食バッフェレストランが流行っていると聞きました。日本に行った事なんてないし、バッフェレストランというのも知らないけど、その話を聞いて、日本食バッフェレストランOISHIをスタートさせました。

————–
その後、OISHIレストランは、大成功を収め、さらにOISHIブランドで発売した緑茶も大成功を収め、タイで日本食といえば、OISHIという存在になりました。
————–

■ お金の使い道
裕福になった今でも自分や自分の子供にお金について甘やかしたりはしない。
子供へのお小遣いは、1日50バーツ(150円)のみです。自分自身は、1日1000バーツ(3000円)ぐらいしか使いません。たしかにお金は、生活に必要なものです。しかし、お金が人を幸せにするとは限りません。お金は大変危険なものというのを知っているからです。
■ なぜ世界展開しないのか
OISHIの創設者タン氏:自分の会社を多国籍企業にしたくなんかありません。海外展開も考えてません。なぜって?確かに海外進出すれば、もっと利益を計上できることは間違いありません。しかし、私は、家族と一緒にもっと多くの時間を過ごしたいし、お金を稼ぐことと引き換えに家族の時間を失いたくありません。

■ OISHIを辞めた理由
新たな目標があるからです。教育と森林の保存、再生などサポートしていきたいと考えています。もし今、私達がこの環境を守らなければ、いったい誰が守るのでしょうか?温暖化が進めば、いったい次世代の人は、どこで生活すれば、いいのでしょうか?

ただ、政府がどうにかしてくれるのを待っていませんか?それは、違います。誰にだってこの国をよくすることはできるのです。

以上、OISHIの創設者、タン氏のインタビューでした。

幾度と無く困難を乗り越え、成功したからこそ、できる人間の大きさのようなものを感じるインタビュー記事でした。

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