海外就職を目指せの記事

現地採用と駐在員の格差 【海外で働く格差】

過去にも何度か記事にしましたが、海外で働いている人の雇用形態は、大きく分けて2種類あります。

1.駐在員

駐在員、訳して駐在は、日本から会社の命令によって海外で働いている人の事です。
通常、おおよその期限が決められていて、2,3年海外で働いたら、日本へ帰国または、他の国へ移動するのが基本です。
会社の命令で海外に来ているので、給料は、日本でのお給料と海外での現地手当てが出て、さらに住宅手当てが出るなど、物価が安い国で働いていたとしても日本で働いている以上に給料が増えるというケースが大半です。

2.現地採用

現地採用とは、読んだままの現地で採用されるケースです。自ら海外や日本で海外法人の企業へ就職活動をして、海外の会社に就職することです。例え、その就職先が海外の日系企業だとしても、海外で雇われれば、それは現地採用と呼びます。
駐在員とのもっとも大きな違いは、待遇です。現地で自ら望んで働くので、その待遇も現地の物価がベースとなっています。

そして、タイのバンコクで働き始め、初めて現地採用駐在員には、大きな壁が在ることに気が付きました。

例えば、バンコクで日本人経営の居酒屋に言ったら、、、
店員の方が席にご挨拶に来てくれたりします。

店員がまず必ず聞くことは、

「タイには、長いんですか?駐在ですか、現地採用ですか?」

そして、

「現地採用です。」

と答えると、

「大変ですねー。」

と終了です。

「大変ですねー。」の言葉の中には、現地採用の安い給料で高い日本の居酒屋に自腹で飲みにこられるなんて大変ですねー。と現地採用の人には、聞こえたりするそうです。

そして、次に日系の歯医者に行った際の友達の体験談。

歯医者: 「クラウンが必要ですが、駐在ですか、現地採用ですか?」

友人:「現地採用です。」

歯医者: 「給料1ヶ月分ぐらい治療費かかると思いますけど、どうします?」

友人は、その日本人歯科医とは、初対面でしかも給料の額など言った覚えがないそうです。大変ご立腹で帰ってきました。

確かに、駐在員現地採用が多くいるバンコクでは、このように駐在員と現地採用に経済格差があるのも確かです。
経済的に見たら、駐在員の方が全体的に恵まれているのかもしれませんが、駐在員と現地採用者のどちらが今の生活に幸せを感じているのかはわかりません。

時には、駐在のような高級コンドミニアムに住んで運転手が迎えにくる生活に憧れたりもしますが、実際は、自分で好きな道を選んで、好きな国で好きなだけ働ける現地採用も幸せに感じます。

ガンバレ!海外就職!駐在員も現地採用も、そして駐妻も!

海外就職用語:
駐妻(ちゅうずま)とは、駐在員の奥様の事です。

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