前回紹介した、現地採用 VS 駐在員 ですが、この苦悩は、男性に限った事のように思いますが、女性現地採用によっても現地採用ということで差別や格差に悩むこともあるようです。
それは、駐在員妻と現地採用女性との格差。
タイの場合、ほとんどの駐在員の奥様方は、現地で働くことは認められておらず、また人件費の安いタイの駐在員は、メイドを雇っている家庭がほとんどです。家族で赴任して子供がいる場合でも、学校は、日本人が住むエリアは、スクールバスが出ています。
タイの駐在妻は、日中ほとんど家事に追われることもなく、仕事が許されているわけではないので、暇を持て余す、と言っては失礼かもしれませんが、大半の人は、タイ語学校や料理学校、ヨガなどのお稽古に時間を費やすか、スパやマッサージ、エステなどに行って過ごします。
一方、現地採用の女性はというと、毎日、電車やバスにのり会社に通勤し、現地に根付いて働いています。特に自らタイに移住してくる女性は、タイが大好きと言う人が多く、とてもローカルな生活を送っている人が多いような気がします。
そんな駐在員妻と現地採用女性は、同じ都市で同じ日本人女性として生活しているといっても、それぞれが、まったく正反対の生活を送っているといってもいいと思います。
駐在員妻(約して駐妻)は、自ら好んでタイに来たわけではないので、日本人で集まっても、会話の内容といえば、メイドに対しての愚痴、ドライバーの愚痴などをタイ生活の愚痴がメイン。
一方、現地採用の女性は、メイドもいないし、ドライバーもいない、そんな愚痴を言うぐらいなら、自分ですれば、という考えの方が多いと思います。
そして、さらに、駐在員妻の中には、あからさまに現地採用の女性のことを、将来が不安じゃないのとか、一生タイで生きていくのなど、現地採用女性のことを批判する人もいますし、
逆に現地採用の人は、駐在員妻のことを、旦那に頼って生きているけど、日本に戻れば、普通の主婦。
などと、お互いに嫌い合う傾向にあります。
もちろん、どちらの生活がいいか、なんて本人しかわかりませんし、誰かと比較して、自分の方が幸せと考えることそのものが、ナンセンスですが、現地採用の女性にとっても駐在員やその妻との格差に苦悩を感じる人は多いと思います。
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