アメリカでは、移民のバランスを整えるため、比較的移民の少ない国に対して毎年抽選でアメリカ永住権(グリーンカード)を発行する制度があります。
アメリカ永住権抽選への応募は、ほぼ誰でも出来ちゃいます。
海外の永住権の応募と聞くと、学歴だったり、職業の専門性、その国で何年働いているかとか、何年税金を収めているとか、などなど色んな条件を元に審査されて長年かけて取れるってイメージがあるかもしれませんが、このアメリカDVプログラムは、まったく違います。
日本で生まれて、高校を卒業していれば、ほぼ誰でも応募可能です。(高校を出ていなくても職歴があれば、OKとなる場合もあります。)
こんな誰でも応募できる海外永住権は、今のところ、全世界アメリカだけだと思います。
アメリカ永住権応募、ほぼ誰でもと書きましたが、一応、こんな条件があります。
- 過去に非合法的に米国に入国しようとしたり、不法滞在した方
- 危険な伝染病、身体的、精神的に障害を持っている方
- 麻薬中毒者および麻薬売買や売春などに関わったことのある方
- 過去に国を問わず逮捕歴のある方
- テロやスパイ活動に参加した経験がある方
- 米国市民権を取得する資格のない方
こちらをクリアした方は、次は、応募方法を紹介します。
アメリカ永住権の応募は、無料で誰でもネットからできちゃう。
この抽選への応募は、オンライン上から無料で申し込みができちゃいます。
在東京アメリカ大使館のホームページでもこのグリーンカード(アメリカ永住権)抽選について書かれているので、直接申し込みたい人は、参考にしてください。
また、アメリカ永住権については、かなりの数の代理店もあります。英語が苦手な人のために代わりに申し込みをしますというサービスです。
こういう代理店を使ったから当選確率が高くなるってことはないですが、実際、ネット上から直接応募した人の中に結構な確立で、記入ミスだったりで応募が無効になってしまう人も多いようです。
英語が苦手、確実に今年のアメリカ永住権に応募したい、って方には、そんなに料金も高くないので、代理店にかわりに応募してもらうのも手です。
ちなみに2013年は、636人の日本人がこの抽選でアメリカ永住権を手にしたようです。是非、海外に移住したい人は、挑戦してみてください。